情熱的でアグレッシブな女性像(イタリア)
カトリックの総本山、ヴァチカンを持つイタリアですが、宗教概念とは裏腹に、
イタリア人女性は、性的なアピールが強く、情熱的で、自立心旺盛です。
イタリアといえば、男性が女性を口説き落とすことに熱心だというイメージが
日本では先行しがちですが、イタリアでは男性より女性のほうが強い印象です。
例えば、イタリア男性は、意外にも「マンマ、マンマ(お母さん、お母さん)」と
マザコンさながらにいつも母親のことを考えて、どこへいても母親との連絡は決して
絶たないようにするところがあります。
一方女性は、まず自分の性に対するこだわりから始まります。
自身のボディラインに誇りを持ち、それを保つために、相当な努力をするそうです。
基本的に「自分の体に自信がある」というところから始まり、自分の外見的長所を
活かそうというボディメイクの仕方です。
肉体に対する自信は男性との関係にも表れているのか、ある調査では、イタリア人
女性は、1週間に持つ性行為の回数がヨーロッパで最も高いということもわかりました。
また、イタリアの女性は、結婚しても働き続けることが基本です。
男性にとって理想の妻になるというより、男性に平等な関係を求め、自分の考えを
はっきり示します。
家庭においては子供がマザコンに育つほど母親の存在は大きく、イタリアの女性は案外、
精神的に男性より優位に立つ傾向があるのかもしれません。