シャルロット・カシラギ(モナコ)
シャルロット・カシラギ(Charlotte Marie Pomeline Casiraghi, 1986年8月3日生。
モナコ公国公女・障害馬術騎手)は、あの大女優、グレース・ケリーを祖母に持つモナコ公国の公女です。
シャルロットは、14歳までプロヴァンス(仏)で過ごしました。
そこでは乗馬を趣味とし、幼い頃から馬との関わりを大切にしてきましたが、パリの高等師範学校への進学を機に、一度乗馬をやめてしまいます。
学生時代を勉強に捧げ、文筆に関わる仕事に興味を持ち、インターンでイギリスの新聞社「The Independent」で研修も受けました。
しかし結局、馬に乗ることを本職にしたのです。
現在はプロの騎手として活躍中です。
シャルロットは、いわゆる「セレブリティ」と呼ばれる人たちの中で、
生まれた時から注目を浴びていました。
しかし、セレブの社交に染まることなく、勉強を積み、騎手としての自分の
人生を切り開きました。
また、その美しい容姿も常に注目を浴びていますが、何より地に足のついた
人生を送っていることに、多くの人が共感しています。
現在は、馬具と長年関わりを持ってきたブランド、グッチとコラボで、
馬術ウェアを手掛け、そこでも成功を収めています。
シャルロットによると、馬術というのは、男女が平等なルールのもとで行われる
唯一の五輪種目であるとのこと。
馬と関わりながら、性別のないフィールドで、思い切り駆け抜けるシャルロットは、
馬術という競技を推進する側としての活動にも力を注いでいます。